フランスでは牛肉を生で食べることができる。人気のメニューは「タルタル」という、いわゆるユッケのような生牛肉のたたきで、カフェやレストランの定番だ。なんでも、牛肉の流通経路が日本より、直接的で新鮮なまま肉を食べることができ… 続きを読む フランス、肉食について
カテゴリー: グルメ
ワインはいつも性善説
ソムリエにとって、この世においしくないワインは存在しない。 さて例として、イタリアの日光を存分に浴びて収穫された、酸味と甘みのとれた最高においしいトマトのペーストをもらったとする。 せっかくもらったこのトマトペースト、ど… 続きを読む ワインはいつも性善説
珈琲派、紅茶派
フランス語で「カフェ」とは、喫茶店のことであり、同時にun café(1杯のコーヒー)を意味する単語だ。同じ喫茶店を意味する言葉が日本語では、”喫”と”茶”の字が入るのに対して、フランス語では“コーヒー(珈琲)”そのもの… 続きを読む 珈琲派、紅茶派
フランス人、おしおきはクッキー
クッキーが好きだ。フランス語ではBiscuit(ビスキュイ)がいわゆる全般的なクッキーを呼ぶ語で、イギリスのショートブレッドのようなバター多めのホロホロとしたタイプのクッキーはSable(サブレ※日本語で「砂」の意味)と… 続きを読む フランス人、おしおきはクッキー
パリと乾燥と私
7月、東京はまだ梅雨明けず、じめじめとしている。この湿度は、わざわざ大切な服や靴をピンポイントで狙ってるかのようにカビを生やしたり、しかしおかげで我々の肌の潤いを保ってくれている。 フランス、特にパリは本当に乾燥している… 続きを読む パリと乾燥と私
エビチリとクレマン(お家ごはんとワイン)
中華料理のエビチリとクレマン(フランスのスパークリングワインの一種)の合わせについて。 初っ端から中華という応用編になるが、まず、ワインの合わせ方に”絶対の正解はない”というところから始めたいのだ。 有名ソム… 続きを読む エビチリとクレマン(お家ごはんとワイン)
フランス人の食物に対する生物的能力とビオ(オーガニック)食品
フランス人と一緒に食事をしていると気づくのが、彼らは自分が生き物として食物を判断する能力に絶対の自信を持っている人がどうも多い印象で、市販の商品にしても記載の賞味期限はあくまで参考とし、自身の判断で食物を判断して購入、消… 続きを読む フランス人の食物に対する生物的能力とビオ(オーガニック)食品
パリの食の遊園地“La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー)”
LVMHグループの老舗デパート、Le Bon Marché (ル・ボン・マルシェ)の食品館La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー)が好きだ。パリが好きな理由となる場所をあげれば五… 続きを読む パリの食の遊園地“La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー)”
パリのカフェではまずステーキフリットとハンバーガー
パリに来たら1回はカフェでステーキフリットとチーズバーガーを食べる。 これがなかなかの重要なミッションなのである。 昔はいくらでも食べられた脂の乗った肉よりも、赤身の肉が段々と体に合うようになってきた今も、たまにイベント… 続きを読む パリのカフェではまずステーキフリットとハンバーガー
日本語になったフランス語から考察するフランス菓子
意外にそうとはあまり知られずに日本にフランス語は入ってきている。英語と比べて圧倒的に馴染みがないのが前提なので、「意外に多い」と感じるのかも知れない。 日本語になった仏語は、予想にたがわず、ファッションや食関係が多いよう… 続きを読む 日本語になったフランス語から考察するフランス菓子