何者でもないある日の生存記録

毎日はおいしくて大切

たおやかに 仙人のごとく 気ままに 自由なり

美食の欲は捨てない

時々パリかぶれ 地味なこだわり お家ごはんとワイン 

偏った嗜好とグルメは徒然に

Introduction

筆者

パリ・セーヌ河畔の秋の空

若気の至りと反抗心から就活もせず、小説家の師事を受け、気づけば大学卒業。何の後ろ盾もない鼻息の荒いだけの若者は早速に社会の荒波にもまれて困っていたところを出版社リタイア組おじいさんが集まって創業した健康食品会社の広告編集に拾ってもらう。

フランスへの憧れだけでワイン業界へ鞍替えをし、ワインアドバイザー資格とソムリエ資格取得。

その後パリで、当時最盛期を迎えていたクールジャパン日仏文化交流事業のアートイベントやエキスポ企画運営に携わる。

帰国後国内ではG7サミットなど国際会議のガラパーティ台本作成など運営業務を経験。日テレnews every.では「国際会議の舞台裏」女性ディレクターとして特集してもらったりするも、数ヶ月続く会議前の慢性睡眠不足生活に運営当日は2晩3日ぶっ通し現場といった繰り返しで過労を極めて倒れる。

PR会社へ転職。すったもんだの東京オリンピックの各国”周辺”プロジェクトに振り回されるなど、いろいろな辺縁極小のグローバルPRプロジェクトに携わるが過労生活に変わりなく。急に欧州の労働者には優しい、利用者には不便なシステムとサービス提供など、ないものねだりの思いをはせて色々脱出、現在に至る。

生活もアートも余白部分の侘び寂びの美意識を見出したくも、美食にだけは資本主義的華美への憧憬も捨てられずに煩悩と闘っている、幸せでのんびりな日々。